家庭に必ずある炊飯器を活用した、最も再現性の高い米麹甘酒の炊飯器での作り方をステップ順に解説します。
🥣 【材料(仕上がり約800ml分)】
- 乾燥米麹:200g(生麹の場合は200g)
- 温かいご飯(白米):150〜200g(お茶碗約1杯分)
- 水(またはぬるま湯):400ml
- 調理用温度計(必須アイテム)
ステップ1:ご飯とお水を混ぜて「60度以下」まで冷ます
炊飯釜にご飯と水を入れ、ご飯のダマをほぐすようによく混ぜ合わせます。炊きたてのご飯を使う場合、全体の温度が70度以上になっていることがあります。必ず温度計を差し込み、55〜60度まで下がったことを確認してから米麹を投入してください。熱々の状態のまま麹を入れると、その瞬間に酵素が壊れて甘くならなくなります。
ステップ2:ほぐした米麹を投入し均一に混ぜる
ボウル等でパラパラにほぐしておいた米麹を釜に加え、全体が均一になじむようにヘラやスプーンで底からしっかりと混ぜ合わせます。この段階で水分を吸ってやや固めに見えますが、発酵が進むにつれてデンプンが液化し、サラサラとした状態へ変化していきます。
ステップ3:炊飯器の保温ボタンを押し、フタを開けたまま布巾を被せる
炊飯器を「保温」モードに設定します。ここで絶対にやってはいけないのが「炊飯器のフタを完全に閉めること」です。密閉すると内部温度が70〜80度まで上昇し、酵素が死滅します。
フタは全開にしたまま、釜の上に清潔な濡れ布巾(または乾いた布巾の上にラップを軽くかける)を2重にして被せます。これにより適度な湿度を保ちながら、余分な熱を逃がして庫内を58度前後にキープできます。
ステップ4:途中で2〜3回かき混ぜて6〜8時間保温する
仕込み開始から2時間後、4時間後にフタを開け、温度計で中心温度を測りながら全体を大きく底からかき混ぜます。上部と底部で生じる温度ムラを解消し、酸素を行き渡らせることで糖化をムラなく促進させます。6〜8時間経過し、全体がとろりと黄金色に変化し、口に含んだときに濃厚な甘みが広がれば完成です。