数年前までInstagramやTikTokを埋め尽くしていた「バキバキに割れた腹筋」の投稿は、今や少し時代遅れに映るかもしれない。現在のトレンドは、より実用的で、日常生活やスポーツで機能する「動ける身体」だ。ピラティスやファンクショナルトレーニングの普及により、アウターマッスルだけでなく、体幹から鍛え上げられた自然な厚みが支持を集めている。
「見せるためだけの筋肉は疲れる」という本音を漏らす若者は多い。彼らが目指すのは、軽やかに動き回り、アクティブに趣味を楽しみ、かつ見た目にもたくましいハイブリッドな肉体だ。この実用主義への回帰が、結果として健康的な体格の流行を後押ししている。