日本国内でマイルドハイブリッドの普及を牽引したのは、間違いなくスズキだ。「ハスラー」や「スペーシア」といった人気軽自動車に「マイルドハイブリッド」を標準的に搭載し、日常のゲタ代わりとしての使い勝手を劇的に向上させた。これにより、軽自動車特有の発進時のノイズや振動が大幅に低減されている。
一方、普通車や輸入車のセグメントでは、マツダの「e-SKYACTIV」や、メルセデス・ベンツ、BMW、ボルボなどが採用する「48Vマイルドハイブリッド」が主流だ。特に欧州ブランドは、高速域での巡航時にエンジンを一時的に停止して滑空する「コースティング機能」を組み合わせることで、高速道路での実用燃費を巧みに向上させている。