現在の自動車は、もはや鉄の塊ではない。数千万行のコードで動く「走るコンピューター」だ。こうした時代の要請に応え、同校では従来の機械整備に加え、プログラミングやデータ解析、車載ネットワーク(CAN)の診断技術を大幅に強化した新カリキュラムを本格始動させている。
学生たちはスパナを握る時間と同じくらい、診断テスターやPCの画面と向き合う。センサーの不具合をオシロスコープで解析し、ソフトウエアのアップデートによって車両の挙動を制御する。このデジタルとアナログの融合こそが、今まさに現場で求められているスキルなのだ。