NHK Eテレが長年にわたって子どもたちに届けてきた『えいごであそぼ』には、数多くの名企画が存在します。その中でもえいごであそぼの歴代コーナーにおいて突出したインパクトを残したのが「えいごふだ」です。
コーナーの基本構造は極めてシンプルです。四角い「札(ふだ)」に描かれた英語のフレーズが、生き物のような愛嬌たっぷりのキャラクターへと変形し、その言葉が使われるシチュエーションをコミカルなショートストーリーで表現します。「言葉の意味を日本語で説明しない」という徹底したダイレクトメソッドを採用しており、視覚的な状況理解とネイティブの発音を直結させる構成が、当時の英語教育番組として画期的なアプローチでした。
放送当時、画面に釘付けになった子どもたちが無意識のうちにフレーズを口ずさむ現象が全国で多発しました。理屈ではなく感覚で英語のリズムを吸収させる演出こそが、NHK Eテレのえいごふだが「神コーナー」と称される最大の理由です。