非ETC車にとって最も警戒すべきなのが、急速に広がる「ETC専用化」の波だ。国土交通省が主導するETC専用料金所(ETC専用化ロードマップ)に基づき、全国の高速道路網では従来の一般レーンを撤去し、ETC(自動料金収受システム)専用へと転換する運用が本格化している。
特に地方部を中心に増設が続くスマートインターチェンジは、そもそも開通当初から非ETC車の利用を想定していない。開閉バーの手前で一旦停止しても、通信機器を搭載していない車両のバーが開くことは絶対にない構造だ。カーナビやスマートフォンのナビアプリを利用する際は、設定画面で「ETC非搭載」をあらかじめ選択しておかないと、通行不可能なスマートICへ誘導されて立ち往生する危険がある。