耳たぶのしわは動脈硬化の予兆?危険度の見分け方と簡単セルフチェックについての真相をお届けします。

国内外の疫学調査において、明瞭なフランク徴候を持つ人は、そうでない人に比べて心疾患や脳血管疾患の発症率が約2〜3倍高いというデータが報告されている。

心臓に酸素と栄養を送る冠動脈が狭くなる「狭心症」や、血栓で完全に閉塞する「心筋梗塞」、そして脳の血管が詰まる「脳梗塞」は、いずれも動脈壁にコレステロールなどが沈着して硬化・狭窄することが根本原因だ。耳たぶの細い毛細血管が退縮している状態は、心臓や脳の主要な動脈にも同様のダメージが蓄積している可能性を強く示唆している。

特に、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙歴といった動脈硬化の危険因子を持つ中高年層において、くっきりとした耳の溝が見つかった場合は、心筋梗塞などの前兆現象として警戒度を最高レベルに引き上げるべきだ。