揉んだときの痛みが単なるコリやセルライトではなく、神経や関節の疾患に起因しているケースもあります。特に注意したいのが、首の骨の変形によって神経が圧迫される頸椎症性神経根症の症状です。首から肩、二の腕の外側を通って指先へと痛みが放散し、揉むと電気が走るようなビリビリとした痛みを伴います。
また、腕の外側から手首の背側へと伸びる神経が圧迫される橈骨神経麻痺と神経痛にも警戒が必要です。腕を長時間枕にして寝てしまったり、硬いフチに腕を押し当て続けたりすることで発症し、手首が上がりにくくなる「下垂手」を伴うことがあります。さらに、腕を上げる動作で二の腕外側まで痛みが響く場合は、関節周辺の炎症が広がる四十肩五十肩と腕の痛みが連動しているパターンも珍しくありません。しびれや可動域の制限がある場合は、筋肉の問題だけに留まらないサインです。