エレベーター密室殺人事件の真相!流出資料と未公開証言を追うにまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

一方で、密室空間を超自然的な恐怖や心理的圧迫感へと昇華させたのが、M・ナイト・シャマランが原案を務めた映画『デビル』だ。エレベーターに閉じ込められた男女が一人ずつ不可解な死を遂げていく展開は、サイコホラーとしての金字塔を打ち立てた。

シャマランが描いた世界観は、現実の事件報道においてもしばしば引き合いに出される。「隣にいる人間が牙を剥くかもしれない」という疑心暗鬼。現代の都市生活者が日常的に利用するエレベーターだからこそ、そこに潜む未知の恐怖は、観客や読者の心理に深い爪痕を残すのである。