1999年に嵐として「A・RA・SHI」でCDデビューを果たした二宮は、グループ活動と並行して早くから俳優としての頭角を現しました。2006年にはクリント・イーストウッド監督のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演し、世界的な称賛を浴びることになります。
その後も数々の映画・ドラマで主演を務め、第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞(『母と暮せば』)を受賞するなど、日本を代表する演技派俳優へと登りつめました。こうした快挙の根底にあるのは、幼少期から培われた圧倒的な人間観察力です。
下町の人々の喜怒哀楽を間近で見つめ、家庭や野球チームで周囲の空気を敏感に察知してきた経験が、「演じるのではなく、その人物としてそこに存在する」という二宮独自のナチュラルな芝居を生み出しました。どれほど巨大な富や名声を得ても、決して気取らずに「普通の人間の感覚」を持ち続けられる強さこそが、幼少期の生い立ちがもたらした最大の財産です。