二宮和也の独立劇で特筆すべきは、「完全退所=グループ脱退」という芸能界の通例を覆した点にあります。二宮和也の現在の事務所は自身が代表を務める「オフィスにの」ですが、嵐としての活動においては新マネジメント会社STARTO ENTERTAINMENTとの契約関係を柔軟に構築しています。
2026年4月、嵐のメンバー5人は共同で「株式会社嵐」を設立し、グループとしての権利管理と窓口機能をSTARTO社とエージェント契約で結ぶ体制を整えました。つまり、個人仕事とグループ仕事で所属と窓口を明確に分ける「二層構造(ハイブリッド型マネジメント)」を成立させたのです。
SMILE-UP.およびSTARTO ENTERTAINMENTと二宮和也の契約関係を分断したことにより、スポンサー企業は「旧事務所問題の風評リスク」を回避して二宮個人へ直接CMやドラマのオファーを出せるようになりました。これが、独立直後から仕事が途切れなかった決定的な構造要因です。