今回の事件で最も悪質なのは、検索エンジンの広告枠やSNS広告を悪用して誘導される「フィッシング偽サイト」の存在だ。実行委員会が用意した公式特設ページのデザイン、ロゴマーク、さらには注意事項の文章までがほぼ完ぺきに複製されていた。
検索欄で「琵琶湖 花火 2026 チケット」と打ち込むと、検索結果の一番上に偽サイトのスポンサー広告が表示される。アクセスしたユーザーは疑うことなく、クレジットカード情報や個人情報を入力してしまう仕組みだ。ウェブ解析の専門家は「生成AIツールを用いて数分で作られた偽サイトとみられ、URLのドメイン以外で偽物だと見抜くのは非常に困難」と警鐘を鳴らす。