市販の土に頼らず、自ら理想の配合を追求する愛好家も増えている。プロが実践する「枯らさない黄金比率」の基本は、赤玉土(小粒)6、鹿沼土(小粒)2、軽石やゼオライト2という組み合わせだ。このブレンドにより、驚異的な排水性と根の活着を促す適度な保水性が両立する。
赤玉土は保肥力と保水力のバランスに優れ、酸性を嫌う多くの植物に適している。一方で弱酸性の鹿沼土を適量混ぜることで、通気性と水はけが飛躍的に向上する。根腐れの主因である泥化(土が押しつぶされて固まる現象)を防ぐため、必ず「硬質」または「極選」と表記された崩れにくい高品質な粒を選ぶのがコツだ。
近年ではYouTubeなどの動画プラットフォーム上で、園芸インフルエンサーたちが自作の配合レシピを解説するコンテンツが大ヒットしている。無機質素材のみで構成された土は肥料成分を含まないため、液肥や緩効性化成肥料で栄養をコントロールする必要があるものの、虫の心配から解放されるメリットは計り知れない。