もっとも出題頻度が高いのが、半径と弧の長さから中心角を逆算するパターンです。ここでも公式に数字を当てはめるのではなく、「円全体の円周に対して弧の長さがどれくらいか」を考えます。
解法の手順は極めてシンプルです。
- 半径から「もし完全な円だったら円周は何cmになるか」を計算する(円周 = 直径 × π)
- 「弧の長さ ÷ 円周」で、円全体に対する割合を出す
- その割合に360°を掛ける
例えば、半径6cm・弧の長さが4π cmの扇形を考えてみましょう。完全な円であれば円周は「12π cm」です。全体の12πに対して扇形の弧は4πなので、割合は 4π / 12π = 1/3 と分かります。あとは360°に1/3を掛けるだけで、中心角は120度と即座に求まります。文字式の公式をこねくり回すより、圧倒的にミスが減る解法です。