和歌山県の野球文化は根強い。高校野球の甲子園大会で数々の白熱した名勝負を繰り広げてきた背景には、中学年代における質の高い硬式野球環境が存在する。その中核を担うのが南部シニアだ。
チームにはみなべ町内だけでなく、田辺市や御坊市、周辺の郡部から野球に情熱を注ぐ中学生が集結する。学年ごとの枠組みを超えた切磋琢磨の環境が整備されており、約23名の選手たちが日々技術を研鑽している。軟式野球から硬式野球への移行期にあたる中学生時代に、正しい投球フォームや打撃技術、高度な戦術理解を身につけられる点が最大の強みだ。