2026年4月3日に65歳の誕生日を迎え、日本相撲協会の定年規定に達した陸奥親方(元大関・霧島一博、本名・吉永一博氏)。定年退職後の進路が注目されていましたが、現在は協会の「参与」として再雇用され、大相撲の現場を支え続けています。
相撲協会の参与制度は、長年培った豊富な知見や技術を後世に伝えるため、最長で70歳まで協会業務や部屋での指導を継続できる仕組みです。陸奥親方は部屋閉鎖に伴い、かつての愛弟子である元横綱・鶴竜が師匠を務める音羽山部屋の所属となりました。
本場所中は役員室での警備や館内巡回、各種協会業務を担当する傍ら、稽古場では大関・霧島をはじめとする若手力士たちに鋭い視線を送り、的確なアドバイスを与えています。第一線を退いたとはいえ、トレードマークである引き締まった体躯と温和な眼差しは健在であり、ファンや関係者からも親しまれる存在として角界に欠かせない重鎮であり続けています。