対する北海道銀行フォルティウスは、2026年以降、着実に国際競争力を高めてきた。2026年の世界選手権では予選を4位で通過し、最終的に5位入賞。五輪メダルこそないものの、現在のチーム構成は「攻撃力ではロコ・ソラーレを上回る」と評価する専門家も少なくない。
フォルティウスの特徴は、スキップのリーダーシップと、セカンド・サードの高いショット成功率にある。特に2026年シーズンの国内リーグ戦では、平均ショット成功率がチーム全体で87.3%に達し、これはロコ・ソラーレの84.1%を上回る数値だった。もっとも、ショット成功率と勝敗は必ずしも直結しないのがカーリングの難しさでもある。
ここで、2026年時点の主要チームの戦力データを比較してみよう。
このデータから見えるのは、「現在の勝率」と「五輪での期待値」が必ずしも一致しないという代表選考の難しさだ。強化指定の枠組みでは、両チームとも最上位カテゴリーに属しており、合宿や海外遠征の機会もほぼ同等に与えられている。その意味で、2026年シーズンの代表争いは純粋に「チーム力の現在地」で決まるはずだ。