かつて世界中を転戦し、対戦相手を驚異的なフットワークと緻密なヘアピンショットで翻弄した桃田賢斗選手。2026年4月に開かれた記者会見で「日本代表からの引退」を表明した際、世間には「バドミントン界からの完全引退」と誤解する声も一部で見られました。しかし、桃田選手は現在も現役プレイヤーとしてシャトルを追い続けています。
2026年現在の主な活動拠点は、長年所属しているNTT東日本バドミントン部です。日本代表としての海外遠征からは退いたものの、国内最高峰の団体戦である「S/Jリーグ」や「全日本総合バドミントン選手権大会」といった主要大会に出場し、チームの柱として勝利に貢献しています。
同時に、彼が最も熱心に取り組んでいるのが「次世代へのバドミントン普及活動」です。全国各地の小中学生を対象としたバドミントンクリニックの開催や、自身の名を冠したイベントのプロデュースなど、コート外での影響力も年々高まっています。現場の関係者によると、「代表時代の張り詰めた緊張感から解き放たれ、純粋にバドミントンを楽しむ笑顔が以前よりも格段に増えた」と語られており、充実したセカンドフェーズを歩んでいます。