六代目山口組の絶対権力者・髙山清司が仕掛ける組織再編の全貌の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

トップである司忍組長が築き上げたカリスマ性の背後で、実質的な差配を一手に担ってきたのが六代目山口組の母体・弘道会である。警察庁は早くから「弘道会の弱体化なくして山口組の壊滅なし」と位置づけ、徹底的な集中取り締まりを展開してきた。しかし、髙山清司が構築したピラミッド型の鉄の結束は、いかなる捜査の手をもすり抜ける巧妙さを備えている。

組織内部では、一切の言い逃れを許さない信賞必罰が貫かれている。警察幹部は「弘道会方式と呼ばれる徹底した秘匿主義と上意下達が、全国の傘下組織に完全に浸透した」と舌を巻く。司忍組長の威光を最大限に利用しながら、実務と軍権を完全に掌握するこの二頭体制こそ、十数年にわたり組織が分裂の激震に耐え抜いてきた最大の原動力だ。