現代のビジネス環境において、連番作成の常識を覆したのが「動的配列(スピル)」の概念です。その中核を担うSEQUENCE関数使い方をマスターすることは、2026年のエクセルスキルにおいて必須の教養と言えます。
従来の数式は「1つのセルに1つの数式をコピーする」のが前提でしたが、SEQUENCE関数は起点となるセルに数式を1つ入力するだけで、指定した行数・列数分の連番が自動的に周囲のセルへ溢れ出る(スピルする)仕組みを持っています。基本構文は以下の通りです。
=SEQUENCE(行数, [列数], [開始値], [増分])
例えば、A2セルを起点として下方向に1から10,000までの連番を振りたい場合、入力する数式はこれだけです。
=SEQUENCE(10000)
わずか数文字の入力で、0.1秒後には1万行の連番が整然と展開されます。さらに、実務で頻出する「管理番号を0001、0002のようにゼロ埋め4桁で揃えたい」という要件には、TEXT関数連番桁数揃えを組み合わせて対応します。
=TEXT(SEQUENCE(1000), "0000")
この数式を単一のセルに入れるだけで、「0001」から「1000」までの文字列コードが一括生成されます。ドラッグ作業で生じる数式コピーのタイムラグやファイルサイズの肥大化を一挙に解決する画期的なアプローチです。