エイビイ茅ヶ崎店の店頭に並ぶ商品の価格設定は、近隣の競合スーパーマーケットと比較しても一段と低い水準を誇ります。このエイビイ茅ヶ崎店の安い理由は、単なる一時的な特売ではなく、極限まで無駄を削ぎ落とした「EDLP(エブリデイ・ロープライス)」システムに起因しています。
第一に挙げられるのが「チラシレス経営」です。エイビイでは日替わり特売を知らせる新聞折込チラシやWebチラシを原則として発行していません。チラシの印刷代、新聞折込料、デザイン制作費といった数千万円規模の販売促進費を完全にカットし、年間を通じて全ての商品を低価格で据え置き販売する仕組みを確立しています。
第二に、店内オペレーションの徹底した簡素化です。商品はダンボールの箱を開けてそのまま棚に並べる「カートン陳列」や、パレットごと売り場に配置する手法を多用しています。これにより品出しにかかる人件費を大幅に圧縮しています。
第三に、19時閉店がもたらす経費圧縮効果です。営業時間を19時までに限定することで、深夜割増賃金が発生する夜間帯のシフトを排除し、閉店後の照明や空調にかかる光熱費を最小限に抑えています。さらに、親会社であるヤオコーグループの調達力とエイビイ独自の大量一括仕入れルートが合致し、圧倒的な仕入れ原価の低さを実現しています。