本作の核心は、「eeny-meeny-miny-moe lover(どれにしようかなラバー)」という痛烈なレッテルにあります。童謡の無邪気なフレーズを逆手に取り、恋愛感情を真剣に育てる気配がなく、パーティーやクラブで「次の獲物は誰にしようか」と周囲を物色する相手の姿勢を皮肉っています。
歌詞中にある「She keeps on lookin' from left to right(左右をキョロキョロ見渡している)」という描写は、目の前のパートナーと会話していながらも、より条件の良い相手や魅力的な異性がいないか常に目線を泳がせている心理を巧みに切り取ったものです。
また、童謡の原詩「Catch a tiger by the toe(トラのつま先をつかまえろ)」を「Catch a bad chick by her toe(魅力的な女の子をつかまえろ)」へと言い換えている点も見逃せません。「手に入れたいほど魅力的な女性だが、もし彼女が本気にならず喚く(holla)ようなら、執着せずに捨て去るべきだ」という、男側のプライドと自戒が込められています。