エド・シーラン『Shape of You』ヒットの裏側と裁判の真相

エド・シーラン『Shape of You』ヒットの裏側と裁判の真相

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2017年1月6日、エド・シーランは3枚目のスタジオアルバム『÷(ディバイド)』からの先行シングルとして、『Castle on the Hill』と同時に『Shape of You』を突如配信リリースしました。英米をはじめ世界数十カ国のチャートで初登場1位を記録し、ビルボードの「Hot 100」では通算12週連続1位、トップ10に33週間留まるという歴史的ロングヒットを達成しました。

この楽曲がこれほどまでに広範な層に受け入れられた最大の理由は、「ペンタトニック・スケール(五音音階)」を軸にしたミニマルなメロディ設計と、カリビアン・ダンスホールのビートを融合させた絶妙なサウンドデザインにあります。アコースティック・ギター1本で世界中のスタジアムを埋め尽くしてきたエド・シーランが、スノウ・パトロールのジョニー・マクダイド、敏腕プロデューサーのスティーヴ・マックと共にスタジオに入った際、木琴(マリンバ)のサンプル音を鳴らしながら直感的に紡ぎ出したフレーズが楽曲のコアとなりました。

当時の制作ドキュメンタリーや関係者の証言によると、エド自身はこの曲を「自分向けではない」と考え、「リアーナや女性ポップグループ(リトル・ミックスなど)に歌ってもらうのが最適だ」と判断していたといいます。しかし、所属レーベルのアトランティック・レコード社長ベン・クックらの強い説得を受け、自身のアルバムに収録することを決断。結果として、シンガーソングライターとしての素朴さと、世界標準のダンスポップが見事に合致した世紀のアンセムが誕生しました。

森 瞳
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森 瞳

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