SNS上では時折、「節分を過ぎてから厄除けに行っても意味がない」「災いが降りかかる」といった過激な投稿が拡散され、ちょっとした炎上騒動に発展することがある。不安を煽るような言説を目にして、焦りを募らせる参拝者も少なくない。
しかし、神道や仏教の関係者に取材すると、この噂の真相はまったく異なる。「厄除けに厳密な締め切りなど存在しない」というのが宗教者の一致した見解だ。節分という暦上の節目を目安にする風習はあっても、それを過ぎたからといって祈りの価値が損なわれることはない。ネット上の極端な意見に惑わされず、自身の気持ちが整った時に訪れるのが本質である。