こうした地域番号の基盤を支えているのが、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)をはじめとする大手キャリアだ。同社は長年にわたり、関西圏における固定電話ネットワークの構築と保守を担ってきた。
一方で、通信市場の自由化に伴い、KDDI株式会社などの民間事業者が提供するメタルプラス電話や光電話サービスも広く普及している。現在、電気通信事業を営む各事業者は相互接続を行い、どの事業者を利用していても同じ「072」の地域番号で発着信ができる環境を維持している。
固定電話ネットワークのIP化が進展するなかで、ネットワークの裏側では高度なルーター処理が行われているが、利用者の利便性と地域番号の識別性は引き継がれている。