国内の自動ドア市場を牽引するトップメーカー各社も、独自のユニバーサルデザイン思想を反映した製品を展開しています。
業界最大手のナブコが手がける自動ドアのユニバーサルデザインは、業界をリードするインテリジェントセンサー「NABCO M-glide」シリーズなどを軸に展開。通行者の移動ベクトルをリアルタイム解析し、横切るだけの歩行者による不要な開閉を抑えつつ、直進してくる車椅子利用者をいち早く捉えて最適な開放幅と待機時間を自動調整します。
一方、高いカスタマイズ性と静粛性で知られる寺岡オート・ドアが誇るバリアフリー仕様は、省スペース設計の薄型駆動装置や堅牢なスライド機構が持ち味です。特に病院や公共施設で採用例が多い多機能トイレの自動ドア押しボタンシステムでは、大型で見やすい発光表示盤、点字表記、誤作動防止の長押しタイマー、非常時解錠連動機能などが一体化され、使いやすさとプライバシー保護をハイレベルで両立させています。