GAFAMをはじめとする米西海岸の巨大IT企業や、急成長を遂げる中国のプラットフォーマーが世界を席巻する中、日本発のグローバルプラットフォームとして踏みとどまり、戦い続けている企業は極めて少ない。三木谷が背負っているのは、自社の業績にとどまらない「日本のテクノロジー産業の尊厳」そのものでもある。
官民のデジタル基盤構築への参画や、次世代スタートアップへの積極的な投資・育成、さらにはアントレプレナーシップ教育への支援など、彼の活動は経営者の枠を大きく超えている。「挑戦しないことこそがリスクである」という彼の哲学は、停滞感が漂いがちな日本経済への力強いアンチテーゼとして響き続けている。