彼が自らプロデュースを手掛け、並々ならぬ熱量を注ぎ込み続けているのが舞台『T-gene stage』だ。作品ごとに緻密な世界観を構築し、演者の個性を極限まで引き出す独自の演出スタイルは、演劇ファンの心を強く掴んで離さない。T-gene stageの現場において、彼は単なる主演キャストにとどまらず、作品全体のクオリティと方向性を決定づける頼もしいリーダーとして全体を牽引している。
稽古場での空気感も実に濃厚だ。セリフの間合いや些細な視線の動き一つにまで一切の妥協を許さない厳格さを保ちつつも、キャストやスタッフへの気配りを欠かさない。未公開のエピソードとして、長時間の稽古が終わった後も若手キャストのもとへ寄り添い、個人的にアドバイスや悩み相談に応じる姿が日常的だという。作品にかける純粋な情熱と誠実さこそが、質の高い舞台を生み出す最大の原動力となっている。