同社の成長を足元で支える大黒柱が、トレアキシン(SyB L-0501)開発プロジェクトだ。抗悪性腫瘍剤として悪性リンパ腫などの領域で広範に使われてきた本剤は、急速投与製剤(RI製剤)への切り替えによって製品寿命の延長とシェアの維持に成功した。
自社販売への切り替え直後は一時的な摩擦が生じたものの、MR(医薬情報担当者)による質の高い情報提供体制が全国の主要病院に定着。安定したキャッシュフローを生み出す「稼ぎ頭」としての役割を確固たるものにしている。この基盤があるからこそ、同社は高リスク・高リターンのグローバルパイプライン開発へ果敢に資源を投入できるのだ。