二人の不仲が単なる噂の域を超え、決定的な事実として世間に衝撃を与えたのは、えなりかずき側から漏れ聞こえるようになった凄絶なエピソードだった。一部の週刊誌報道や関係者の証言によると、彼は泉ピン子と同じ現場に立つだけで体に発疹が出るほどの極度なアレルギー反応や精神的ストレスを感じるようになっていたという。これは単なる人間関係の好き嫌いを超えた、心理的な拒絶反応であった。
最終的に、えなり側は事務所を通じて「共演NG」の意思を強く固めるに至る。国民的番組のスペシャル版が制作される際にも、二人が同じ画面に収まらないよう意図的にシナリオが調整されたり、出演シーン自体が分けられたりする異例の事態が発生した。かつてのお茶たたみのシーンで息の合った掛け合いを見せていた親子が、同じ画面にすら存在できないという現実は、多くの視聴者に大きな失望と困惑をもたらした。