鳥山明ワールドにおける「強さ」のインフレは『ドラゴンボール』で広く知られていますが、その原点にして極致はすでに『Dr.スランプ』で完成されていました。ギャグ補正とSFスペックを兼ね備えたペンギン村の戦闘力ランキングを検証します。
第1位:則巻アラレ(戦闘力:計測不能・惑星破壊級)
パンチ一撃で地球を真っ二つに割る(地球割り)、岩を投げつけて月を破壊する、地球を足で蹴っ飛ばして公転軌道や太陽との距離を変えてしまうなど、物理法則を完全に無視した神話級のパワーを誇ります。挨拶代わりに突撃する「んちゃ砲」や時速数千キロで爆走する「キーン」走行は、軍隊の通常兵器はおろか巨大怪獣すら一撃で粉砕します。
第2位:オボッチャマン(戦闘力:アラレと同等)
Dr.マシリトがアラレの設計図を盗み見て完全コピーした「キャラメルマン4号」であるため、基礎出力や潜在パワーはアラレと全くの互角です。「あいさつ砲」を放つことができ、真面目で制御が効く分、エネルギー効率ではアラレを上回る場面もあります。
第3位:ガッちゃん(則巻ガジラ)(戦闘力:殲滅・再生不能級)
物理打撃こそアラレに譲るものの、頭の触角から放つ高出力の破壊光線は驚異的な威力を持ちます。さらに最大の特徴は「あらゆる物質を食べて自分のエネルギーに変換する」という捕食能力であり、防御不能の絶対的な強さを誇ります。2体に分裂してからは連携攻撃も可能となりました。
第4位:則巻ターボ(戦闘力:全能・超能力エスパー)
宇宙人の宇宙船に撥ねられて死亡した際、宇宙人の蘇生手術によって脳が極限まで覚醒。念力(サイコキネシス)、瞬間移動(テレポート)、空中浮遊を自在に操り、千兵衛が一晩かかる壊れたメカの修理を一瞬で完了させるなど、頭脳・特殊能力において作中最強の存在です。
番外編:孫悟空(少年期)とのクロスオーバー
『ドラゴンボール』作中で悟空がレッドリボン軍のブルー将軍を追ってペンギン村に迷い込んだ際、ブルー将軍の超能力金縛り攻撃に苦戦する悟空に対し、アラレは一切の術を受け付けず頭突き一撃でブルー将軍を遥か彼方まで吹き飛ばしました。当時の悟空自身が「オラよりずっと強えや」と認めるなど、ギャグ世界のアラレはバトル漫画の強さの枠組みを軽々と凌駕しています。