国内の観光・レジャー産業において、体験型エンターテインメントの需要はかつてない高まりを見せている。見るだけの観光から、五感で体験し共感するレジャーへのシフトが進むなか、ペット・サービス産業の果たす役割も大きく変化した。
単なるペットの飼育支援にとどまらず、動物が持つ人間への心理的癒やし効果、すなわちアニマルセラピーの知見を取り入れた空間作りが浸透しつつある。職場と自宅の往復になりがちな都市生活者にとって、動物の鼓動や柔らかさに触れる体験は、精神的な安らぎを取り戻す貴重なセカンドプレイスとなっている。