このブームは個人の趣味の範囲にとどまらない。なんと、自身が居住するワンルームの一部を週末だけSNS予約制のプライベートサロンやポップアップカフェとして開放する若者たちが現れ始めた。
「大掛かりな店舗物件を借りるリスクを取らず、自分の世界観を共感者だけに提供したい」。そんなZ世代やα世代の起業家精神が、この形態を後押ししている。保健所の営業許可を取得したシェアキッチンと連動したり、焼き菓子のテイクアウトに特化したりと、営業形態は多岐にわたる。個人の親密な空間で提供される一杯のコーヒーは、大規模なチェーン店では決して味わえない特別な体験価値を生み出している。