都市伝説「無表情の女」の正体と元ネタ|恐怖の病院事件の真相解明

都市伝説「無表情の女」の正体と元ネタ|恐怖の病院事件の真相解明

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「無表情の女」がこれほど爆発的に拡散された最大の要因は、物語に添えられていた1枚の白黒写真です。看護師のような女性が見下ろすベッドの上に、蝋人形のような滑らかな無表情の顔が横たわっている画像は、一度見たら脳裏から離れない強烈なインパクトを持っています。

写真アーカイブの照合調査により、この画像の撮影者はイギリスの著名写真家アントニー・アームストロング=ジョーンズ(スノードン伯爵)であることが判明しています。撮影年は1968年、タイトルは『Student Nurse with mannequin(マネキンと実習生)』です。

当時、学生看護師が救急処置や患者対応を学ぶために使用していた医療訓練用マネキン人形を芸術的に切り取ったポートレート写真であり、心霊写真でも事件の証拠写真でもありません。2012年にネット作家がこの写真の異様な雰囲気に着想を得て「無表情の女」というキャラクターを生み出したというのが、真相のすべてです。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。