神奈川県内で最も面積が小さい自治体でありながら、人口増加率で常に上位をキープする開成町。その躍進を支える最大のエンジンが、駅周辺に集中する若い子育て世代だ。
「公園の多さと治安の良さは期待通り。それ以上に、行政のレスポンスが早くて驚いた」。2年前に都内から駅近くの新築戸建てへ引っ越した30代の夫婦はそう語る。待機児童ゼロの継続はもちろん、駅近郊に整備された子育て支援拠点や小中学校のICT教育体制など、親世代のニーズを的確に捉えた施策が功を奏している。地価上昇傾向が続くなかでも、周辺都市に比べて手に届きやすい住宅供給が続いている点も強い追い風だ。