スマートウォッチを購入する主目的となる「通話」「通知」「スマートフォン連携」の3点について、実際の使用環境を想定した厳密な検証結果を解説します。
1. 通話機能の実力と集音性能
スピーカーとマイクを内蔵したBluetooth通話対応モデルは、ペアリングしたスマートフォンがバッグやポケットに入った状態でも手元で受話・発信が可能です。静かな室内や車内(停車中)でのハンズフリー通話においては、相手の声も明瞭に聞き取れ、実用的な会話が成立します。ただし、駅のホームや強風下の屋外ではマイクのノイズキャンセリング機能が限定的であるため、周囲の雑音を拾いやすいという物理的な限界が存在します。
2. LINE通知およびアプリアラートの視認性
LINEやメール、SNSの着信通知は、バイブレーションとともに画面へ即座にプッシュ表示されます。本文の冒頭数十文字を日本語でクリアに確認できるため、「スマートフォンをわざわざ取り出すべき重要な連絡か否か」のトリアージ(仕分け)には極めて有用です。ただし、スタンプや画像、写真のプレビュー表示には非対応であり、端末側からの返信機能も基本的には備わっていません(一部Android向けの定型文返信を除く)。
3. iPhone(iOS)およびAndroidとのアプリ連携
ドンキのスマートウォッチは、専用アプリ(製品ごとに「Da Fit」「GloryFit」「FitCloudPro」などが指定)をApp StoreやGoogle Playからダウンロードして連携させます。iPhone対応に関しても基本的な通知やヘルスケア連動は問題なく動作します。しかし、iOSの仕様上、バックグラウンドでのアプリ常駐がOSによって制限される場合があり、「アプリをタスクキルしてしまうと通知が届かなくなる」という現象が起きやすいため、アプリを常にバックグラウンドで保持する設定が不可欠です。