冬の室温目安として「20℃」が提唱された背景には、環境省が長年推進してきた「ウォームビズ(WARM BIZ)プロジェクト」がある。地球温暖化対策とエネルギー消費抑制を目的にスタートしたこの取り組みは、現在、官民一体となった「脱炭素国民運動(デコ活)」へとアップデートされ、より持続可能で快適なライフスタイルの定着を目指している。
環境省が推奨する「20℃」とは、エアコンのリモコンに表示される設定数値ではなく、あくまで「実際の室温」を指す。住宅の断熱性能や部屋の位置によって、設定温度と体感温度のギャップは変動するため、まずは室内環境の現状を正しく把握することが第一歩となる。