せっかく植えた苗木が根付かなかったり、思うように育たなかったりする失敗を防ぐには、植え付け環境の選定が極めて重要だ。水はけと水持ちのバランスが取れた土壌を好み、水が溜まりやすい粘土質では根腐れを起こしやすい。植穴には腐葉土や堆肥をたっぷり混ぜ込み、周囲よりやや高く盛土をして植え付けることが、後悔しない庭づくりの第一歩となる。
持続可能な都市環境づくりに向けて、官民を挙げた緑化の取り組みも進んでいる。農林水産省が推進する気候変動適応策や都市緑化方針においても、環境耐性が高く維持管理のしやすい樹種の活用が期待されている。最新の景観設計では、足元に下草(グランドカバー)をあしらい、足元から木立へとつながる立体的なナチュラルガーデンを作るスタイルが人気だ。