本誌が独自に入手した内部資料によると、未公表を含む大型案件の受注合戦が裏で過熱している。その中核をなすのが、都市の姿を根本から塗り替える首都圏大規模都市再開発プロジェクトだ。超高層複合ビルの建設や防災拠点の整備など、数百億円規模の施工枠を巡り凄まじい水面下の攻防が続く。
一時の停滞感を打ち破る形で動き出したリニア中央新幹線建設プロジェクト関連の難工事案件も、特定の技術力を有する企業へ集中発注される傾向が強まっている。難所とされるトンネル掘削や特殊構造物の施工を担当する企業は、長期にわたる安定的収益の獲得が約束されたも同然であり、株式市場での評価も別格だ。