Q1:津波被害による犠牲者の死因や遺体の損傷にはどのような特徴がありましたか?
A1:警察庁の統計では死因の90%以上が溺死でしたが、激しい水流や漂流瓦礫の衝突による多発骨折・挫滅傷、低体温症、火災による焼損など、複合的な外傷を伴うケースが極めて多いのが特徴でした。
Q2:遺体の身元特定作業で最も大きな効果を上げた手法は何ですか?
A2:発災初期は着衣や所持品、身体特徴が中心でしたが、中長期的に最も多くの身元を決定づけたのは「歯科所見(歯の治療痕と生前カルテの照合)」でした。状態変化が進んだ遺体に対してはDNA型鑑定が決定打となりました。
Q3:震災から年月が経った現在でも身元確認や捜索は行われていますか?
A3:はい。2026年現在も2500人以上の行方不明者が存在し、月命日の潜水・海岸捜索が続けられているほか、保管されている身元不明遺骨に対して最新のDNA解析技術を用いた再鑑定が継続して行われています。