面白い現象が起きている。恵比寿のNYスタイルレストランやバーを訪れると、客席の三分の一ほどを欧米系を中心とする外国人旅行客が占めているのだ。
「東京にいながら、自国のトップクラス以上のクオリティでNYフードが味わえる」と、ビジネスで来日したニューヨーカーの男性は笑う。日本の食材のクオリティの高さ、職人技とも言える丁寧な調理、そして圧倒的に高いホスピタリティ。これらがアメリカのダイナミックな食文化と融合した結果、「本場以上の満足感を得られる場所」として海外のトラベルコミュニティでも恵比寿が口コミで広がっているという。逆輸入的な評価の確立が、このトレンドをさらに強固なものにしている。