二人の仕事に共通するのは、常に「音楽」がバックボーンに存在している点だ。ヒップホップ、パンク、レアグルーヴ。レコードのジャケットやクラブの空気感、グラフィックデザインを独自の感性で解釈し、Tシャツという最もシンプルなキャンバスへと落とし込む手法は革命的だった。
既存のファッション業界が提示する「シーズンごとのトレンド」に従うのではなく、自分たちが本当に良いと信じるレコードを掘り当てるようにプロダクトを生み出す。この独自の美学こそが、大量生産・大量消費の時代に対するアンチテーゼであり、カルト的なファンを生み出し続ける源泉に他ならない。