東京都医師会のトップとして知られる尾崎治夫氏は、1951年8月27日生まれ、東京都出身です。臨床医としての確固たる技術と情熱の原点は、名門校として知られる順天堂大学医学部での日々にありました。1978年に同大学を卒業後、医師免許を取得し、順天堂大学医学部循環器内科学講座へ入局。心臓病や血管疾患の最前線で長年、急性期医療と研究に没頭しました。
大学病院や関連病院で数多くの重症患者と向き合う中、尾崎氏が痛感したのは「病気が重症化する前に地域で早期発見・治療することの尊さ」でした。高度先進医療の現場から一転、地域医療の基盤を作るべく、1990年に東京都東久留米市にて「おざき内科循環器科クリニック」を開設。風邪や生活習慣病から心不全などの専門管理まで、何でも気軽に相談できるかかりつけ医として、地域住民から絶大な信頼を勝ち得ていきました。
地域に根差したクリニックの院長でありながら、常に広い視野を持ち合わせていた尾崎氏は、個々の診療所単体では解決できない地域全体の医療課題に立ち向かうため、地区医師会の活動へも深くコミットしていくことになります。