実際に東京電力のインターンシップに参加した学生たちは、どのような体験をし、現場をどう評価しているのでしょうか。SNS、就職コミュニティ、独自ヒアリングで得られたリアルな評判と口コミを多角的に検証します。
「お堅いインフラ」のイメージを覆すリアルな事業課題
参加者の多くが口を揃えるのが、「想像以上に攻めの議論が求められた」という驚きです。従来の電力会社に対して「保守的でルーティンワークが多い」という先入観を持っていた学生ほど、ワークの難易度とスピード感に刺激を受けています。
「新規事業立案ワークでは、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う出力変動をいかにデジタル技術や蓄電池で制御し、ビジネスとして成立させるかという極めて高度なテーマが課された。メンター社員からのフィードバックも『収益モデルはどうなっているのか』『法規制上のリスクはクリアできているか』など、現場の第一線そのものの厳しさだった」(文系参加者手記より抜粋)
技術系現場実習の手厚さとインフラの圧倒的スケール
技術系インターンでは、変電所、給電指令所、発電設備などの最前線に足を踏み入れるプログラムが高く評価されています。
「系統運用のシミュレーション体験では、首都圏数千万人の生活と産業を停電させないという責任の重さを肌で実感した。社員一人ひとりが自らの工学知識にプライドを持っており、現場の熱量に圧倒された」(理工学研究科・修士学生の証言)
一方で、ネガティブな口コミとしては「数日間の拘束時間が長く、事後課題やプレゼン準備に追われてハードだった」「グループワークのメンバー間で熱量に差があると進行が難航する」といった、密度の濃さゆえの負荷を指摘する声も散見されます。