「一般人は風の塔に上陸できるのか?」という疑問に対する2026年現在の答えは、「条件付きで上陸・接近が可能」です。
かつて風の塔は完全な立ち入り禁止区域であり、関係者以外が足を踏み入れることは不可能でした。しかし、国土交通省や地方自治体、高速道路各社が推進する「インフラツーリズム」の普及に伴い、特別な見学プログラムが整備されるようになりました。
1. 特別上陸ツアー(抽選・事前予約制)
NEXCO東日本や大手旅行会社(クラブツーリズムやはとバス、ポケカル等)が企画する「東京湾アクアライン裏側探検ツアー」や「風の塔特別上陸ツアー」が定期的に開催されています。専用のチャーター船で川崎や横浜の港を出港し、風の塔の専用船着き場から上陸します。
参加者のレポートによると、普段は見られない島内のヘリポートや巨大な換気塔の真下を見上げることができ、その圧倒的なスケール感に感嘆の声が上がっています。ただし、安全管理の都合上、開催日は限られており、募集開始直後に満席となる人気ぶりです。また、当日の海上の波浪状況によっては上陸が中止され、海上周遊のみに変更される場合もあります。
2. 海上周遊クルーズ(船上からの接近鑑賞)
「上陸まではできなくても、できる限り間近で見たい」という方には、横浜港や川崎港、東京・日の出桟橋などから出航する東京湾クルーズが最適です。羽田沖の飛行機観賞クルーズや工場夜景クルーズの一部航路で、風の塔の至近距離まで接近するプランが運航されています。波間にそびえ立つ白亜のストライプタワーを海面すれすれの視点から見上げる迫力は、陸上からは決して味わえない感動体験です。