「東京駅から浅草へ行くには、必ず電車の乗り換えが必要」という一般的な思い込みを覆す手段が存在します。それが、東京都交通局が運行する都営バス「東42-1(もしくは東42-2)系統」を利用するアクセス法です。
発着場所は、東京駅八重洲口(八重洲北側バス乗り場)。このバスに乗車すれば、乗り換えを1回もすることなく、一本で「浅草雷門」停留所までダイレクトに運んでくれます。運行頻度も日中は1時間に3〜4本程度(約15分〜20分間隔)確保されており、実用性には申し分ありません。
バス移動の最大の価値は、階段やエスカレーターの昇降を強いられる地下鉄移動と異なり、「水平移動だけで完結する」点です。新幹線八重洲北口改札を出て段差のないフロアを直進すれば、すぐにバス乗り場へ到達できます。席に座ってしまえば、蔵前や浅草橋、江戸通り沿いの下町情緒あふれる街並みを車窓から眺めているだけで、約35分前後で雷門の門前へと降り立つことが可能です。
運賃は都営バス一律のおとな210円(IC同額)で、電車を使うルート(324円)よりもさらに100円以上安く抑えられます。雨天時の移動や、階段移動が骨を折る高齢者・乳幼児連れのファミリー、インバウンドの大型キャリーケース携行者にとって、この直通バスは「知る人ぞ知る救済ルート」として高い支持を得ています。