この比較的新しい言葉のように思えるお盆玉ですが、そのルーツは江戸時代にまで遡ります。山形県など一部の地域で、お盆の時期に奉公人(住み込みで働く使用人)へ「お盆小遣い」や下駄などを贈った「盆稼(ぼんかせ)」という風習が始まりとされています。
この地方文化に目をつけ、2010年頃から「お盆玉」という商標でポチ袋を販売し、全国的なブームへと仕掛けたのが日本郵便(郵便局)です。お正月に年賀状を送るように、夏にも手紙やポチ袋で繋がってほしいというマーケティング戦略が見事に当たり、今や夏の定番行事として定着しました。