いま彼らが配信しているコンテンツは、従来のWEBバラエティ番組と呼ぶべきか、それとも冷徹なリアリティ・ショーなのか。メディア研究者の間でも議論が割れている。
台本に従って演じるタレントとは異なり、彼らは自分自身の人生そのものをコンテンツとして切り売りしている。視聴者は画面越しに「本物の苦悶」と「本物の歓喜」を消費する。この剥き出しの人間ドラマこそが圧倒的な視聴維持率を叩き出す原動力だが、同時にネットいじめやパワハラを肯定する空気を助長しかねないという倫理的な批判を常に浴びせられる。
どこまでがエンタメで、どこからが暴力なのか。その曖昧な境界線の上で踊り続けること自体が、彼らに課せられた宿命なのかもしれない。