淡麗系のブームが加速する一方で、本郷キャンパスの学生たちのエナジー源として不動の地位を築いているのが家系ラーメンだ。濃厚な豚骨醤油に鶏油の芳醇な香りが重なり、厚切りのチャーシューとほうれん草、大判の海苔が鎮座する丼は、まさに青春の味覚そのものである。
直系店で修行を積んだ店主が繰り出すクラシカルな味わいから、クリーミーさを際立たせたモダンなアレンジまで、そのバリエーションは実に多彩だ。無料のライスにスープを浸した海苔を巻き、ニンニクと豆板醤をひと匙乗せてかき込む。この背徳的なルーティンこそ、過密な研究生活を乗り切るための活力剤となっている。