東北医科薬科大学のキャンパスライフを語る上で欠かせないのが、仙台市内に位置する2つの機能分担キャンパスの存在です。それぞれの立地と役割を正しく理解しておくことは、受験生にとって生活環境をイメージする上で不可欠です。
小松島キャンパス(仙台市青葉区)は、大学本部が置かれる伝統のメインキャンパスです。JR仙山線の東照宮駅や地下鉄台原駅から徒歩圏内にあり、仙台駅周辺の繁華街へのアクセスも良好です。薬学部の全学年と、医学部の低学年(1〜2年次を中心とする基礎教養・基礎医学課程)がここで学びます。歴史ある薬学部の講義棟や広大な薬用植物園、図書館が整備され、緑豊かで落ち着いた学修環境が整っています。
一方、福室キャンパス(仙台市宮城野区)は、JR仙石線の陸前高砂駅から徒歩圏内に位置し、特定機能病院に準ずる高度医療を提供する「東北医科薬科大学病院」が直結しています。医学部の高学年(3〜6年次の臨床講義・クリニカルクラークシップ)が主に使用する拠点です。最新鋭の手術室、救命救急センター、高度シミュレーションセンターが完備されており、実際の医療現場と隣り合わせで実践的な臨床スキルを磨くことができます。
学生からは「1〜2年次は小松島で薬学部の学生とサークル活動や合同講義を通じて交流し、3年次以降は福室で本格的な医療従事者としての意識を高められる」という声が多く聞かれます。仙台という東北最大のメガシティの利便性を享受しながら、医療と薬学を集中して学べる環境が整備されています。